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アオリイカを釣ってみたい!どうすれば釣れるの?という初心者・ファミリー向けのアオリイカ釣り講座です。
アオリイカ釣りに欠かせない「活アジ」の取り扱い方を説明します。
ヤエン釣り・ウキ釣りには絶対に必要な活きたアジ、相手は生き物ですから取り扱いには十分注意が必要です。
対策としては
・釣り場でコマメに少しずつ海水を入れ替える。 水温が下がりきらないよう少しずつ入れる事で水温低下の対策。
・釣り場でスカリバケツを海水につけておく。
南紀地方では海水温は低くても15度前後はあるので海水につけておけば大丈夫です。
・発泡スチロールやクーラーBOXなど外気温の影響の少ない入れ物を使用する。
外気から影響少なく管理しやすい。フタの開けっ放しには注意。
対策としては
・入れ物の容量と入れるアジの匹数を把握しましょう。 水温が上がるシーズンは酸素不足で弱る原因もよくあります。水温が高いと海水に溶け込む酸素が少なくなる為です。
入れ物が10Lだとすればアジは10匹まで。1Lに1匹までにすれば基本的に大丈夫です。冬シーズンと比べて 春・夏は入れる匹数を少なくしましょう。またアジのサイズも20cm超える大きいものを入れる場合も
入れる匹数はいつもより少なめにするのがお勧めです。 海水を少なく入れるのも水温が上がる時期は弱る原因です。運ぶのは重くなりますがちゃんと海水を入れましょう。
・日中のバケツ内 水温上昇に注意 夜間は温度変化は少なめですが、日中の直射日光が当たるとバケツ内の水温が上昇し弱りやすくなります。 冬シーズンと同様に、海水入れ替え・スカリを使い海につける・発泡スチロールやクーラーBOXの入れ物を使う事で、対策できます。保冷剤や袋に氷をバケツ内にいれておくと数時間なら水温上昇防げます。
・エアーポンプの酸素量に注意 電池の残量には特に注意が必要です。残量がなくなってくると酸素量が減ります予備の電池を用意が必要です。 また、エアーポンプ本体の酸素量が少ない物は使わずに、酸素量が多く出るポンプを選んだ方が効果あります。電池1本で動くものや単3電池で動くポンプは酸素量が少ないので注意。
まずは、エアーポンプ
電池の残量によってエアーの出る量が変わりますので予備の電池が必要です。また、安いエアーポンプは作動が不安定になることがあります。必ずエアーが出るかの確認をします。ホースも折れ曲がっていないか、ストーンからブクブクが出ているかも確認します。
現地についたらさっそく海水の交換をします。泡が溜まっているのはアジの粘液です。これを放置するとバケツ内が白く濁ってきます。水汲みバケツで海水を交換するときは、少しずつ水温に慣らしながら交換しましょう。海水を交換することによって、バケツ内の水温を海水温に近づけることが出来ます。エアーポンプが外気をバケツ内に送り込むので、暑い時、寒い時でバケツ内の温度は変化していき、実際の海水温を乖離していきます。
磯や堤防ではアジスカリを使うと海水の交換をしなくてもよく便利です。
アジは音や光に敏感です。バケツをドンと堤防の上に置いたり、フタを閉める時に急に暗くしたりすると暴れてしまいます。
活魚車では当たり前のことですが、アジを運搬する際には必ず電気を点します。これは日中にトンネルに入り周りが暗くなっただけでもアジがびっくりして暴れて弱くなってしまうからです。
こちらは活アジを活魚車から降ろすところです。暗い所から店内の明るい所へ運ぶとびっくりして暴れてしまいます。その為に水中ライトをつけて明るい状態に慣らしています。これも活魚では常識です。
こちらは地元のお客様のアジバケツです。黒いテープを巻いているのは明暗反応によってアジが暴れないようにするためです。海藻を入れるとアジが落ち着くのは不思議ですね。
こちらはこだわり派のお客様の自作クーラーバケツです。よくアジの事をわかってらっしゃるお客様で完璧です。