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アオリイカを釣ってみたい!どうすれば釣れるの?という初心者・ファミリー向けのアオリイカ釣り講座です。
アオリイカが活発に動く水温を説明します。
アオリイカ釣りで大事な要素である「海水温」です。南紀で一番活発にエサを追うのは20度から23度、だいたい24度くらいからアオリイカのサイズも良くなり、本格的なシーズンインとなります。南紀では黒潮の影響で真冬でも水温はあまり下がらず1月でも20度前後あり、冬場の季節風である北西風の風裏に回れば良型サイズの数釣りも堪能できます。
2月を過ぎると17度くらいまで下がり、アオリイカのアタリは減り始めますが、3kgクラスの一発でかいアオリイカがありますので、この時期でも狙いに行かれる方は年々増えています。2月下旬から3月初旬は1年で一番水温の低い時期、串本やすさみエリアでも15度台まで落ちます。みなべ周辺は14度くらいまで落ちます。この時はさすがにおかっぱりからの釣りは厳しくなりますが、串本の一部ではレッドモンスターと呼ばれる4〜5kgサイズの赤イカ系のアオリイカがエギで仕留められています。この超大型アオリイカが狙えるのは、長くても2潮、だいたいは1潮(2週間程度)で終わります。
3月下旬から水温が上がり始め、16度に達した南紀の南側から釣れ始めてきます。串本から始まり、すさみ、白浜へとアオリイカ前線は北上してきます。だいたい白浜は4月くらい、田辺は5月、みなべはゴールデンウィークあたりです。ゴールデンウィーク辺りはだいたい20度くらいになっているので、白浜からみなべ間ならどこでも狙えますが、個体数は少なく産卵を意識したアオリイカなので警戒心も強くなっています。ピーカンの天気の日よりも曇りや小雨の日、低気圧が接近する荒れる天気の前の日などは大型のアオリイカが地磯や防波堤から釣り上げられています。