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アオリイカを釣ってみたい!どうすれば釣れるの?という初心者・ファミリー向けのアオリイカ釣り講座です。
アオリイカが釣れる時間帯や潮汐の関係を説明します。
こちらは釣太郎で無料で配布している潮時表です。毎日の干潮時刻、満潮時刻、旧暦が載っています。
アオリイカは夜行性なので、夜釣りで釣る方が良く釣れます。昼間でも釣れますが、夜の方が確率はやっぱり上がります。
どの潮周りがよく釣れるというのは、実際ないと思います。ただ、大潮、満月の日に釣りに行く方が多いので、釣果が目立つ為に釣れているように思いますが、長潮の日に爆釣することも、中潮の日中でたくさん釣れることもあります。水温や天候、濁り、ベイトとの関係の方を重視した方が良いと思います。
夜釣りをする上では、月の明かりというのは、アオリイカ釣りには非常に大事なものとなります。
オレンジ色で囲った部分には、月の満ち欠けが乗っています。月の右半分が出ている時を「上弦の月」と呼び、旧暦の7日から8日に夕方の時点で真上に出ています。この日からアオリイカの夜釣りがよくなります。月の出る時間はだんだんと遅くなり、旧暦の15日、大潮満月の日には、夕暮れの時に東の空に真ん丸のお月さんが出ます。月が出ている時間が一番長い日となり夜釣りには最適です。
ここからさらに旧暦の22日には「下弦の月」と呼ばれる左半分のお月さんになります。月が出てくる時間はどんどん遅くなり、夜中くらいから東の空に月が出てきます。そして旧暦の1日には新月、一晩中月が出ない日となり、こうして月の1ヶ月が終わります。
夕方から夜にかけて、月の明かりで釣りをしたい場合は旧暦の7日から21日くらい、夜中から明け方にかけて月の明かりで釣りをしたい方は、旧暦の22日から27日くらいまでがオススメです。
釣れる時間帯は、「時合(じあい)」と呼び、夜が明けて薄暗い時間帯から日の出くらいまでの時間を「朝マズメ」よ呼び、最も確立が上がる時間です。夕方にも「夕マズメ」と呼ばれる時間があり、「太陽が沈み始めてだんだんと暗くなってくる時間」です。この時間帯もアオリイカが活発にエサを探す時間です。この他には、基本的に、毎日2回ずつ干潮と満潮があります。だいたい満潮から6時間で干潮になり、6時間で満潮、6時間で干潮で24時間です。
それじゃなぜ、毎日同じ時間に干潮と満潮が来ないの?となりますが、地球の自転と月の公転にはずれがありますので、約50分くらい毎日時間がずれていきます。狙う時間は潮の動き始め、干潮の時刻から満ち潮に変わる時間や潮の動きが大きくなる時間、満潮や干潮の時刻から2時間くらいたったところ。海釣りの格言に「上げ7分に、下げ3分」というのがあります。また「上げっぱなを釣れ」というのもあります。いずれも魚がよく釣れる潮時を言ったものです。魚は潮の動きに敏感です。魚がよく釣れる時間帯は潮時と密接に関連しています。簡単に言いますと、干潮から満潮に向かって10等分(100%)にして分けた時に、30%から70%の部分がよく潮が動き釣りやすいという事です。真ん中の50%の時間は、潮だるみと言っていまいちな時間です。